ドラクエ7冒険記 <さくさくDQ劇場

FILE:11「このまま車ごと君の家に突っ込もうか」
ウフフ!見たわよ!!近頃ずっと走り回っていたのはそういうワケだったのね!!」
はぁうっっ!!
遺跡内部に踏み込もうとしてた俺達は飛び上がって振り向いた。声の主のマリベルがむこうからやってくる。あー…。
「酷いじゃないのアナゴン!こんな面白そうな事をあたしに教えてくれないなんて!」
お前にだけは教えたくなかったんだよ!
「とにかくアナゴン。あんたはあたしにいっぱい借りがあるはずよね?」
ねえよ。
「あたしも一緒に行くわ!いいでしょアナゴン?」
やだ!
「あら、そんな事言っていいの?王様にいいつけて、二度とこの場所に近付けなくしてもらってもいいのよ?」
うわー意地悪だよなあ。「いいつけてやる」っていう言葉言わせると世界一似合ってるな、お前。
「ウフフ!諦めてあたしを仲間にしなさいよ!!」
やだ!!
「あら、そんな事言っていいの?王様にいいつけて、二度とこの場所に近付けなくしてもらってもいいのよ?
 ウフフ!諦めてあたしを仲間にしなさいよ!!」

同じ方法で脅すなよ!やだったら…
「あら、そんな事言っていいの?王様にいいつけて、二度とこの場所に近付けなくしてもらってもいいのよ?
 ウフフ!諦めてあたしを仲間にしなさいよ!!

………………………………………………好きにしてください。
「ウフっ!ありがと、アナゴン!
 さあ行くわよ!ウフフ ワクワクするわ!!」

マリベルはニッコリ笑って俺達の後ろにちょこんと立つ。
「はあ…しょうがないなあ…。行こうぜアナゴン」
はあ…。
俺はキーファと一緒に溜め息をつくと、マリベルを伴って遺跡に入っていくのだった。

「ところでさっき聞き忘れたんだけど、危なくないんでしょうね?
 アナゴンっ!もしもの時はバカ王子よりあたしを守るのよっ!!」

…いや、大丈夫だろ。君最強だし。


というわけで俺達3人は遺跡内の謎の神殿、黄色い台座の部屋に到着した。
そして今日手に入れた石版のかけらを、昨夜の台座にはめる。
カパ。
ぴったりはまった。4つの石版のかけらが合わさり、一枚の四角い石版が完成する。何か地図のような絵が出来上がったが……。
その時だ。先に悲鳴をあげたのはマリベルだった。
「えっ!?ちょっと、な、何なのよ!この光は!!」
石版が光り出したのだ。目も開けていられないくらい強いオレンジ色の光が俺達を飲み込んでいく。そして…
わっ、わっ、なんだこりゃ!
激しい違和感。歪んでいく視界。身体が引き込まれるような感覚……。
「え?え?え??きゃ〜〜っ!!」
「う、うわーーー!!」
びょい〜〜〜〜〜ん

遠のく意識の中、マリベルとキーファの悲鳴が聞こえたような気がした。
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